酸素療法

CO2ナルコーシスの予防のため酸素濃度は少しずつ上げていく

胸膜プラーク

石綿曝露によって生じるが、中皮腫の前段階というわけではない

尿閉と無尿

  • 尿閉
    • 膀胱から尿が出てこない
  • 無尿
    • 膀胱に尿がたまらない

灰白色便

ビリルビンが十二指腸乳頭から出てこないことによって便特有の色素を欠いた状態

慢性期のCOPD管理

  • 長時間作用性吸入β2刺激薬
  • 長時間作用性吸入抗コリン薬の投与
    • ロイコトリエンじゃないよ

RV

残気量のこと

閉塞性肺疾患では増加する

IVRの定義

IVRの定義にはエコーも含まれる

喘息発作

吸入ステロイドは長期管理の薬剤で発作にあまり効果はない!

経口・静注なら効く

サルコイドーシス

Ⅳ型アレルギー、だからツベルクリン反応が陰性化する

胸水と無気肺の違い

  • 縦隔をみる
    • 胸水では患側の圧が高くなるため、縦隔は健側へ偏位する
    • 無気肺では患側の圧が低くなるため、縦隔は患側へ偏位する

Mini Mental State Exmination

  • 認知症のスクリーニング

前縦隔の3T

  • 奇形腫
  • 甲状腺腫
  • 胸腺腫
  • 悪性リンパ腫も追加で覚えておく

縦隔気腫

肺胞が破れて生じた場合は安静で治る、やばいのは気管損傷が原因のケース。手術が必須となる

A-aDO2

日本語でいうと肺胞気-動脈血酸素分圧較差

肺胞内の空気と体内の動脈血の酸素の濃さを比べている

正常でも5〜15くらいはある(生理的なシャントなどのため)

例:ある場所で拡散障害が起きているとその部分だけ血液の酸素化が不十分となる(その場所では明らかに空気と血液の酸素分圧に較差が生じる)。その酸素化が不十分な血液が正常な血液と混ぜると全体として少し酸素分圧が低下した動脈血となる。こうなるとA-aDO2は開大する

COPDは痩せる

閉塞性障害により呼吸に必要なエネルギーが上昇し、呼吸困難からくる摂食不良も相まって体重減少が著しい。呼吸困難が運動をはばからせるというのもある。

β遮断薬

β遮断薬は慢性心不全や心筋梗塞後の生命予後を改善させるエビデンスがあり,特にカルベジロールとビソプロロールの2剤にエビデンスが集中している.これは主にβ1遮断作用による恩恵であるが,β2受容体まで遮断してしまうと気管支を攣縮させやすくなるため,注意が必要である.

間質性肺炎

拡散障害が起きる

じん肺・放射性肺炎はこの形態をとる

珪肺と石綿肺

珪肺は鉱山労働者、結核に注意

石綿肺はいろいろな職業がある。ボイラー点検。癌や中皮腫が合併症

肺がんの手術

縦隔リンパ節に転移があるだけで手術適応外となる。そして化学放射線療法

大腸癌からの転移の場合、肝転移と似たような感じ。限局性なら手術でよい

アレルギー性アスペルギルス気管支炎?

1, 3, 4

肺癌最多

腺癌

腎細胞がん

  • 治療がだいぶ変わっている
    • 基本は手術、無理なら分子標的薬
  • 肺によく転移するらしい
  • サイトカイン(インターフェロン)も適応となりうる

女性の気胸

  • 肺リンパ脈管筋腫症
  • 子宮内膜症性気胸

いびき

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • アデノイド

ポリソムノグラフィーの測定項目

  • 睡眠の状態を測るのに必要
    • 脳波、筋電図など
  • 非観血的かつ連続性を持って測定可能
    • 心電図

肝内結石

PBCでは肝内結石が起こる

PSC

男性に多い、診断にはERCPが有効

胆嚢腺筋腫症

エコーのコメットサイン

膵管拡張をきたす膵臓疾患

3つ覚えるだけでよい

  • 膵癌
  • 慢性膵炎
  • 膵管内乳頭状粘液腫瘍(IPMN)

急性膵炎や膵内分泌腫瘍では膵管拡張はほとんどみられない。

ARDS

ARDSと診断されるためには、心不全・輸液過剰といった循環動態の異常がないことを証明する必要がある。血圧などのバイタルや心エコーなどが鍵になる

ニューモシスチスとST合剤

  • ニューモシスチスは真菌
  • ST合剤は抗真菌薬ではない
    • 抗菌薬の合剤である
    • スルファメトキサゾール・トリメトプリムの合剤である
  • じゃあ抗真菌薬ってなに?
    • アムホテリシン、フルコナゾール、ミカファンギンナトリウム

Kerley線

肥厚した肺小葉隔壁を表している

原疾患は以下

  • 肺水腫
  • 心不全
  • 急性好酸球性肺炎
  • 僧帽弁狭窄症
  • 癌性リンパ管症
    • リンパ管は間質にある
  • 肺線維症
    • 間質性だから

気管支拡張症

中心症状は湿性咳嗽と喀痰である

肺癌のレーザー治療

肺門部早期肺癌はレーザーで治療できる、扁平上皮癌のみ

統合失調症

  • 記憶障害なし

せん妄の治療

原因の除去が第一、抗精神病薬が使えるが、あくまで対症療法である

睡眠覚醒リズムを整えることも大事である(昼間寝かせるとか夜明るくするみたいなのはだめ)

拡散能

COPD、間質性肺炎の双方で低下する

肺に嚢胞が多発する疾患

  • 肺好酸球性肉芽腫症(肺ランゲルハンス組織球症)
    • 喫煙男性、尿崩症を合併する
    • ウェゲナー肉芽腫症=多発血管炎性肉芽腫症
  • 肺リンパ脈管筋腫症
    • 若年女性
  • 嚢胞が多発=破裂で気胸

肺の担鉄細胞

  • Goodpasture症候群
  • うっ血肺

α1遮断薬の副作用

  • 起立性低血圧
  • 神経調節性失神
    • 排尿・排便などを誘引として失神する

精神科用語集

  • 連合弛緩
    • 話のまとまりがない。統合失調症
  • 観念奔逸
    • 思考があっちこっちいったりきたりする。どんどん思考が溢れてくるイメージ。
  • 保続
    • 認知症でみられる。前の思考をずっと引きずってしまう。同じ答えを繰り返したりする
  • 迂遠
    • まわりくどい。話が長い。ご老人にありがち
  • 作為体験
    • 統合失調症。自分のする行動を「他者にさせられている」と感じる自我障害
  • 機能性幻覚
    • 水道から水が落ちると同時に自分の悪口が聞こえてくるような症状
  • 離人症
    • 自分が自分でないような感覚。生きている実感が湧かない。診断特異性はない。
  • 感情失禁
    • ささいなことで喜怒哀楽が表出する。脳血管障害で見られる。
  • 言葉のサラダ
    • 文章が単語をつなげただけになってしまう。連合弛緩→滅裂思考→言葉のサラダ。
  • 思考途絶
    • 統合失調症。思考が突然止まる。不活発とはすこし意味合いが異なる
  • 思考制止
    • うつ病で見られる。思考が不活発、なかなか前に進まない。
  • 不安障害
    • 特定の状況で発症する。SSRIが使える。
  • 転換性障害
    • ストレスが原因で身体機能に障害が現れる。精神機能に障害が出るのが解離性障害。対比して覚える。ストレスが身体症状に「置き換わる」という意味合い。
  • 身体表現性障害(心気障害)
    • 自分の症状を重い病気にかかっているせいだと考えてしまう。心気妄想よりはマイルド。
  • 多幸症
    • 躁病とは異なる。認知症などで起こる

精神の仕組み

  • 意識
  • 知覚
  • 思考
  • 感情
  • 意欲・行動
  • 記憶

パニック障害の治療薬

選択的セロトニン再取り込み阻害薬を使用する

認知行動療法

ものの見方や捉え方を考え直す?

強いストレスでは認知が歪む。そこを補正する感じ。

強迫思考

わかっているのにやめられない

適応障害とPTSD

  • どちらもストレスが原因で症状が起きるが、少し定義が違う
  • 適応障害は脆弱なストレス体制が原因で、PTSDは強大なストレスが原因になる

イミプラミン

  • 三環系抗うつ薬
  • 重度のうつ病に適応がある
  • 四環系抗うつ薬やSSRIなどは症状が軽度の場合に用いる
    • 代わりに副作用が少ない

うつ病の病前性格

  • 循環気質
    • 「快活」と「陰鬱」
  • 執着性格
    • 「熱中性」と「几帳面」
    • 徹底性、正直、責任感
  • メランコリー型性格
    • 「秩序志向性」と「几帳面」
    • 自己要求水準が高い

両価性

  • 英語では「アンビバレンス」
  • 2つの対立する概念が同時に存在すること

躁状態の治療薬

パルブロ酸炭酸リチウム

パルブロ酸の適応

  • 全般発作
  • 双極性障害
  • 偏頭痛の予防
  • 副作用は高アンモニア血症
  • 抑制性伝達物質のGABAの分解を抑制するというのが機序

季節性うつ病

  • 食欲の低下は起こらない、むしろ過食になる
  • 日照時間が短い秋・冬に発症する
    • 光を照射すると治る!?
    • 高照度光療法

心理教育

  • 疾病教育とも呼ばれる
  • まずは自分が病気であるということを正しく教えてあげる

抗精神病薬

  • 定型
    • ハロペリドール
  • 非定型
    • リスペリドン、オランザピン

ドパミンブロックの副作用

  • 無月経
    • ドパミンはプロラクチンを抑制しているから
  • パーキンソニズム

統合失調症の予後

  • 高年齢発症の方が予後がいい
  • 循環気質は予後良好、分裂は予後不良らしい
    • 分裂気質は「敏感さ」と「鈍感さ」
  • 急性発症は予後がいい

思考奪取

  • 自我の異常にあたる
    • 納得できない、なんで?

緊張病症候群

  • 昏迷
    • 常同、拒絶、無言
    • カタレプシー=手を上げさせたら上げっぱなし
  • 興奮
    • 興奮、支離滅裂

神経梅毒

  • 治療可能な認知症
  • 人格障害が顕著で、Pick病と似たような病態をとる

アルコールに伴う精神症状

  • 急性症状
  • アルコール依存症
  • アルコール離脱症
    • 虫が這う幻視
    • Wernicke-Korsakoff症候群への移行を防ぐためにビタミンを含む輸液を投与する
  • Korsakoff症候群

覚醒剤

  • ドパミンを放出させる
  • 抗精神病薬と薬理学的に拮抗する
  • 耐性現象(少量では効きにくくなる)と逆耐性現象(少量でも症状が再燃する)の双方が発生しうる。

ジアゼパムの離脱症状

  • 不安
  • 振戦、痙攣
  • せん妄

作用(抗不安、抗けいれん、催眠)の逆と考えればよい

中年女性のうつ

甲状腺疾患の検索が重要

神経性食思不振症

  • 活動性の低下はないが、飢餓に伴う身体症状(徐脈・低体温)はある
  • 活動性の低下はないが、抑うつを合併することがある

Refeeding症候群

  • 今まで作れなかったATPが栄養の再開とともに一気に作られるようになり、低リン血症をきたす
    • 糖質代謝という意味ではビタミンB1も消費する
  • 最栄養は少しずつ行うべきである

むずむず足症候群

  • 足の不快感、動かさずにはいられない
  • 鉄欠乏性貧血が誘引となる
    • 血清フェリチンをチェック!
  • ドパミン作動薬で症状が改善する

カタプレキシーvsカタレプシー

  • カタプレキシー
    • 情動脱力発作
    • 強い感情に伴って脱力が発生する
  • カタレプシー
    • 緊張病症候群で起こる
    • 手を上げさせたら上げっぱなし
    • 蝋人形のイメージ

ナルコレプシー

  • 日中に眠くなるというイメージ
  • 情動脱力発作と入眠時幻覚も重要

脳波の周波数

β→α→θ→δの順に周波数が小さくなる。そして活動レベルも落ちる

活動しているときはβ、リラックスしているときはα、それ以外は寝てる

メチルフェニデート

精神刺激薬

ほぼ覚醒剤

チック症状

不規則な体の動きが本人の意思とは無関係に繰り返し起きること

トゥレット症候群は運動チック+音声チックである。10代後半で落ち着いてくることが多い。

トゥレット症候群

  • 運動チック+音声チック
  • 抗精神病薬で治療する

音声チック

音声バージョン

叫びや単語、咳払い、鼻を鳴らすといった症状

自閉症スペクトラム

  • 小児自閉症
  • アスペルガー症候群

境界性パーソナリティ障害

  • 慢性的な抑うつ感
  • 自殺企図、自傷行為

状態特性不安検査

自記式で質問に答える

インターフェロンの副作用

  • うつが有名

アカシジア

  • 錐体外路症状
  • じっとしてられない
  • 抗精神病薬が誘引となる(抗ドパミン)

脳神経核のレベル

脳幹より上→嗅神経、視神経

中脳→動眼神経、滑車神経

橋→三叉神経、外転神経、顔面神経、内耳神経

延髄→舌咽神経、迷走神経、副神経、舌下神経

頚静脈孔

  • 神経
    • 舌咽神経、迷走神経、副神経
  • 血管
    • 内頸静脈

海綿静脈洞

  • 動眼神経
  • 滑車神経
  • 外転神経
  • Tolosa−Hunt症候群では同時に傷害されることがある

レセルピン

  • 降圧薬
  • 鬱に要注意

酩酊の種類

  • 単純酩酊
  • 異常酩酊
    • 複雑酩酊
    • 病的酩酊

画像検査

  • くも膜下出血はまずCT
  • 脳梗塞はCTより先にMRI拡散強調で診断できる可能性がある

くも膜下出血病態

  • 急性水頭症
  • 再破裂
  • 血管攣縮
  • てんかん
  • 髄膜刺激症状
  • 遠隔期には正常圧水頭症

被殻出血と視床出血

  • 被殻は若干外側にある。視床は内側
  • 被殻出血では患側への水平性共同偏視
  • 視床出血では内下方への偏位

Wallenberg症候群

  • 回転性めまい
  • 嚥下障害
  • Horner症候群
  • 小脳性運動失調
  • 舌咽神経、迷走神経

後下小脳動脈

閉塞でWallenberg症候群をきたす

Argyll Robertson瞳孔

  • 対光反射の消失
  • 輻輳は正常
  • 中脳背側の障害で陽性となる

ミッキーさん

中脳

逆ミッキーが

TIA

  • 一過性脳虚血発作、ほぼ脳梗塞
  • 内頚動脈と外頸動脈の分岐部の狭窄が原因になりうる
  • 即入院な救急疾患

アテローム性

  • 内頚動脈の内幕がアテローム変化で肥厚する
  • そこから血栓が抹消へとんでTIAとなる
  • 治療は頸動脈ステント留置術、頸動脈内膜剥離術

もやもや病

  • 過換気で発作が誘発される
    • ハーモニカを吹く男子が頻出
  • 治療は血行再建術

ALSの4大陰性症状

  • 眼球運動障害
  • 感覚障害
  • 膀胱直腸障害
  • 褥瘡
    • 皮膚の性状が変化するかららしい

ALSと脳神経核

Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅻなどの脳神経も障害を受ける

舌萎縮や、球麻痺症状などをきたす

球麻痺

  • 「球」とは延髄のこと
  • 延髄には、舌咽・迷走・副・舌下の各神経核が存在している
  • つまりⅨ〜Ⅻ脳神経の障害のことを指している

神経領域における電気生理学的検査

針筋電図

ALS→脱神経電位

運動神経伝導検査

反復刺激試験

  • Waning
  • Waxing

脊髄空洞症

  • 真ん中が抜ける
    • そのレベルの温痛覚神経の交差中心点
  • 障害レベルでの温痛覚低下をきたす
    • これを宙吊り型という

下位運動ニューロン障害

  • 筋萎縮・筋力低下
  • 線維束性収縮
    • 肉眼的にみられる筋の小さな攣縮
    • 筋の障害では発生し得ないため重要
    • ALSによる下位運動ニューロンの障害で顕著

変性疾患

  • 進行性核上性麻痺
    • 認知症が主要症状に含まれる
  • 大脳皮質基底核変性症
  • 線条体黒質変性症(MSA-P)
    • いずれもパーキソニズムをきたすがレポドパが効かない

MSA-P

  • 線条体黒質変性症
  • 多系統萎縮症の病型の一つで、パーキンソニズムが目立つ
  • 多系統萎縮症は脊髄小脳変性症の一種であり、孤発する
    • 遺伝性はSCA-3(Machado-Joseph病など)

パーキンソン病の障害部位

  • パーキンソン病では中脳黒質が変性する

多発性硬化症の治療薬

  • 急性期はステロイドパルス
  • 再発予防にはインターフェロンβ
    • IFNβは珍しい気がする、他に知らない

多発性硬化症の診断

  • 視覚誘発電位を用いることがある。視神経炎を反映した所見となる
  • 技術の進歩によりMRIで検出しやすくなった

フィッシャー症候群

ギランバレーの亜型、抗ガングリオシドGQ1b抗体

急性散在性脳脊髄炎

多発性硬化症に似た脱髄疾患。感染やワクチン接種を契機として急激に発症する

慢性炎症性脱髄性多発神経炎

  • 略称はCIDP、ギランバレーに類似した疾患であるが、慢性の経過を辿り、先行感染も認めない

  • ギランバレー症候群にステロイドは効かないが、CIDPに有効

シャルコー・マリー・トゥース病

  • 遺伝性疾患
  • 垂れ足
  • 逆シャンパンボトル型の筋萎縮
  • ステロイドは効かない

家族性アミロイドポリニューロパチー

  • 肝臓で作られた異常トランスサイレチンが重合してアミロイドが沈着する
  • 繰り返す下痢と便秘が特徴的

糖尿病による動眼神経麻痺

  • 瞳孔異常を伴わないことが多い

  • 自律神経は末梢神経

頭蓋咽頭腫

  • 下垂体前葉を形成する頭蓋咽頭管の遺残(ラトケ嚢)に由来する良性腫瘍
  • 下垂体の近くにできる
  • 下垂体腺腫と似た病態を呈する
  • 視床下部が障害されるため尿崩症が合併する

松果体部腫瘍

  • 下垂体の少し後ろ
  • 胚細胞腫瘍を考える
    • 小児の脳腫瘍
    • 胚腫は放射線感受性が高く重要である

トルコ鞍

  • 脳下垂体直下に存在する骨性の構造物
    • 要は

ring enhancement

  • 脳膿瘍
  • 膠芽腫
    • 偽性柵状構造という病理所見
  • 転移性脳腫瘍

対麻痺

  • 両下肢のみの運動麻痺
    • 対側の麻痺やと思ってました

石灰化をきたす脳腫瘍

  • 良性で慢性の経過を取るものが多い
  • 乏突起膠腫
  • 頭蓋咽頭腫
  • 髄膜腫

子癇

  • 妊娠20週以降に起こる痙攣発作
  • 脳浮腫が原因

MRI

  • T1は水が低信号
  • T2は水が高信号

内頚動脈と外頸動脈

  • 内頚動脈は頚部領域には分枝がみられない
  • 内頚動脈には頸動脈洞という膨らみがみられる

CTと比べたMRIのメリット

  • 脳梗塞急性期
  • 脳底、脳幹、脊髄など骨に囲まれた病変
  • 白質病変
  • 髄膜病変

造影剤

  • ヨード
  • バリウム
  • ガドリニウム
    • MRIで使用する
    • ヨードと違って、人工透析で取り除けない

膵腫瘍の画像所見

  • 膵島腫瘍
    • 膵癌とは対象的に血流に富む
  • 漿液性嚢胞腺腫
    • 血管増生に富む

肺血流シンチグラフィ

  • 99mTc-MAAを使用する
    • 肺の毛細血管に微小肺塞栓を生じる
  • 静脈投与した後すぐに肺にいく
    • つまり、肺以外に集積=右→左シャントである

99mTc-MDP

  • 骨を形成するハイドロキシアパタイトへ吸着する
  • 急性期の心筋梗塞でも集積がみられる

レノグラム

  • 腎臓への放射性医薬品の集積を経時的に示したもの
  • 血管相→分泌相→排泄相

正常組織の放射性感受性

  • 小腸→胃→下咽頭=食堂=直腸
  • 血球ではリンパ球が最も敏感

放射線治療の適応

  • 早期頭頸部癌は良い適応
    • 頭頸部は手術が難しいので

密封小線源治療の適応

  • 舌癌
  • 前立腺癌
  • 食道癌
  • 子宮頸癌

フィルター留置術

  • 下腿静脈深部静脈血栓症の患者に適応
  • 肺動脈塞栓症を予防する
    • 下大静脈に設置され血栓をはじく

確定的影響と確率的影響

  • 確率的影響は発癌遺伝子異常
  • その他全てが確定的影響
  • 奇形は確定的影響だが、染色体異常は確率的影響

実効線量

  • 単位はシーベルト
  • 外部被曝+内部被曝

濾胞性リンパ腫

予後良好

放射線療法と温熱療法

  • 温熱療法...S期で高感受性
  • 放射線療法...M期で高感受性

A点線量とB点線量

  • マンチェスター法における吸収線量
    • 腔内照射に対して使われる用語である
  • A点
    • 病巣にどれだけ線量を与えたか
  • B点
    • 骨盤内にどれだけ線量を与えたか

電気性眼炎

紫外線が原因

チョコレート嚢胞の中身

脂肪?

輪状膵

膵臓が十二指腸下行脚を取り巻き、狭窄症状を呈する

上腸間膜動脈と腹部大動脈の間の構造物

  • 左腎静脈
  • 十二指腸水平脚

解剖

  • 心臓・血管系は気管よりも前にある

CT値マイナスの構造物

  • 空気
  • 脂肪

表皮4層構造

  • 基底層
  • 有棘層
  • 顆粒層
  • 角質層

泡沫細胞

脂肪を貪食したマクロファージ

VII型コラーゲン

  • 基底膜と真皮の結合に関与する

汗腺

  • エクリン汗腺
    • 体温調整・体液調整
  • アポクリン汗腺
    • 体臭に関与する
    • 断頭(離出)分泌

尋常性狼瘡

  • 結核が原因
  • 顔面、頸部などに好発する

天疱瘡の鑑別

  • 表皮間
    • 尋常性天疱瘡 or 落葉状天疱瘡
    • 粘膜が侵されるのは尋常性
    • デスモグレイン1か3かというのが大事
  • 表皮下水疱
    • 水疱性類天疱瘡 or 後天性表皮水疱症
      • 食塩水処理皮膚への蛍光抗体間接法で表皮側か真皮側か
    • 疱疹状皮膚炎
      • IgA

壊疽性膿疱症

  • 合併症
    • 炎症性腸疾患
    • 血管炎
    • 骨髄異形成症候群
    • 関節リウマチ
  • 無菌性の潰瘍

膨疹

  • 真皮の浮腫
  • 蕁麻疹はこれ

針反応

  • 注射針の刺入部に一致した紅斑や丘疹
  • Bechet病に特異的な所見

Sweet病

  • 急性熱性好中球性皮負傷
  • 白血病や骨髄異形成症候群に合併することが多い
  • 関節痛を伴う

硬結性紅斑

  • Langhans型巨細胞、類上皮細胞の浸潤
  • 乾酪壊死

乾癬

  • ステロイド内服は禁忌
    • 外用はOK
    • 膿疱性乾癬を誘発するため
  • PUVA
  • ビタミンD3
    • 細胞増殖を抑制できるらしい

スポロトリコーシス

  • 深在性真菌症
  • ヨウ化カリウムが治療に用いられる

軟骨3つ

  • 硝子軟骨
    • いわゆる普通の間接軟骨
  • 弾性軟骨
  • 線維軟骨

股関節屈曲

  • 大腿直筋
    • 大腿四頭筋の中で唯一下前腸骨棘から起始する
  • 腸腰筋

股関節外転

  • 中殿筋
    • 障害でトレンデレンブルグ歩行
    • 骨盤支持に必要

頸髄

  • C4
    • 横隔膜
  • C5
    • 上腕二頭筋→肘の屈曲
  • C6
    • 手関節の背屈
  • C7
    • 手関節の屈曲
    • 上腕三頭筋→肘の伸展

ホフマン反射

  • 弱い刺激によって惹起される指の屈曲反応
  • 腱反射亢進を示す

頭頸部圧迫試験

  • スパーリング試験とも
  • 頭部を圧迫し頚椎運動を誘発し、疼痛の有無を見る
  • 頚椎症性神経根症などで見られる

痙性歩行

  • よくわからん
  • 錐体路障害で起きる
    • 中枢神経障害

環軸間接亜脱臼

  • Down症との合併が多い
  • 頸部前屈で悪化、後屈で整復される

環椎

  • C1
  • C2は?
    • 軸椎

急性化膿性骨髄炎

  • 黄色ブドウ球菌が多い
  • 小児の下肢、長管骨の骨幹端部に好発する

化膿性脊椎炎

  • 黄色ブドウ球菌が多い
  • 感染性心内膜炎の合併率が3割

前方固定術

  • 頸部前方からのアプローチ
  • 圧迫の原因を除去し、固定を施す

Volkmann拘縮

  • 指・手関節の屈曲
  • 上腕骨顆上骨折→コンパートメント症候群という流れが多い

複合性局所疼痛症候群

  • 外傷が先行することが多い
  • 慢性の神経因性疼痛
  • 浮腫も見られる
    • コンパートメント症候群と勘違いした
    • 早期か晩期を意識する

脱臼

  • 肩関節は再発が多い
  • 肘関節では後方脱臼が多い

手根管症候群

  • ステロイド局注が奏功するケースがある

Dupuytren拘縮

  • 掌から指にかけて硬結ができ、指を伸ばしにくくなる
  • 環指・子指で罹患頻度が高い

Werdnig-Hoffman病

  • 脊髄前角細胞が変性消失する
  • 末梢神経障害→腱反射は減弱

頭頂葉障害の左右差

  • 左右失認、手指失認、失算、失書
    • Gerstman症候群

  • 着衣失行

右半球固有の症状

  • 着衣失行

腰椎穿刺の体位

  • 棘突起は尾側に向かって垂れ下がっている
  • 針は上向きに進めたい
  • 尾側に利き手を持ってきたい
  • 左側臥位

ドネペジル

  • コリンエステラーゼ阻害薬の一つ
  • レビー小体型認知症の治療薬として用いられる

トリプタン

  • セロトニン受容体のアゴニストらしい

  • 皮下注

    • 偏頭痛と群発頭痛
  • 内服

    • 偏頭痛

群発頭痛

  • 頭痛の出現頻度に着目する
  • グリセリンは使えない
  • 酸素投与 or トリプタン

ウィルス性髄膜炎

  • 自然軽快
    • 補液と対症療法でよい
  • ヘルペス脳炎には注意!
    • MRIとHSV-PCRを行う

慢性硬膜下血腫

  • 外傷が関係ないケースもある
  • 低吸収域の病変に注意

前頭側頭型認知症

  • 感情鈍麻
  • 脱抑制
  • 常同行動
  • 滞続言語

Parkinson病

  • 心臓交感神経機能は低下する
  • 基底核ドパミン取り込みの低下
  • 中脳黒質の病変

Weber症候群

  • 一側の動眼神経麻痺反対側の上下肢の麻痺

脊髄路の名前

  • 外側脊髄視床路
    • 温痛覚
  • 皮質脊髄路
    • 錐体路のこと
  • 脊髄後索を通過する深部感覚の伝導経路には名前がない??

ステロイドを投与する感染症

  • 肺炎球菌による髄膜炎
    • 投与前か同時に投与することによって予後が改善する

VDT作業

  • いわゆるパソコン作業

緊張型頭痛

  • 肩こりから生じる頭痛

ギランバレーの神経伝導検査

  • 神経根に近い(中枢側)ほど脱髄が強い
  • 振幅が近位になるにつれて低下する

視索

  • 視交叉より中枢側、外側膝状体まで

兎目

  • 顔面神経麻痺による閉眼障害

周期性同期性高振幅鋭波

  • 一定の周期(一秒に一回ほど)で起きる高振幅のsharp wave

  • クロイツフェルト・ヤコブ病で見られる

Kennedy-Alter-Sung症候群

  • 球脊髄性筋萎縮症の別名
  • 下位運動ニューロン障害+球麻痺
  • ALSの仲間

糖が低下する髄膜炎

  • 結核
  • 真菌
  • 悪性腫瘍

Wernicke脳症の障害部位

  • 乳頭体
    • 記憶障害(コルサコフ症候群)
  • 脳幹
    • 眼球運動障害
  • 視床
    • 意識障害
  • 小脳虫部
    • 運動失調、歩行障害

神経梅毒

  • 脊髄癆ともいう
    • 脊髄後索と後根の障害
  • 電撃痛
  • Westphal徴候
    • 膝蓋腱反射の消失
  • Argyll Robertson瞳孔
  • 深部感覚の低下

びまん性軸索損傷

  • 白質に小さな高信号領域が散在
  • 高次機能障害
    • 局所的な病変ではないため

超皮質性感覚失語

  • 頭頂葉の障害が原因
  • 一応確認
    • 言語理解が困難だが発語・復唱は保たれる

頭部外傷による脳ヘルニア

  • 基本的に開頭手術
  • 術前にマンニトール(浸透圧利尿剤)
  • 術中は過換気にする
    • 二酸化炭素濃度はなるべく上げたくない

筋強直性ジストロフィー

  • 前頭部禿頭
  • 斧様顔貌
  • ミオトニア
    • 舌と把握が有名
  • 白内障・糖尿病
  • 心伝導障害

足クローヌス

  • 足関節を背屈させるとガクガクし始める
  • アキレス腱反射亢進と同義
    • つまり中枢神経障害
  • クローヌスは間代という意味

von Hippel-Lindau病

  • 網膜血管芽腫小脳の血管芽腫を特徴とする常染色体優性遺伝(AD)の疾患
  • 小脳の血管芽腫は嚢胞を伴う結節性病変
  • 合併症
    • 褐色細胞腫
    • 腎癌、腎嚢胞

脱神経電位

  • 下位運動ニューロンの障害を示唆する
    • 神経支配が外れた筋が勝手に収縮しているイメージ?
  • 特徴的なのは安静時の筋電図でみられる所見であるという点

イソニアジドの副作用

  • ビタミンB6欠乏によるポリニューロパチー

MLF症候群

  • 内転が傷害され、逆側方視についていけない

  • レベルの障害で発生する

    • 内転ができない→動眼神経麻痺→中脳障害 と決めつけない

    髄内の高信号

  • 炎症

    • 視神経脊髄炎(3椎体以上に広がる病変
    • 多発性硬化症
  • 腫瘍

    • 神経膠腫、上衣腫

Friedreich失調症

  • 常染色体劣性遺伝(AR
  • 脊髄小脳変性症
  • 心筋障害の合併もある

Kearns-Sayre症候群

  • カーンズセイヤー
  • ミトコンドリア脳筋症の一種
  • 慢性進行性外眼筋麻痺ともよばれる

頭蓋咽頭腫

  • ラトケ嚢に由来する良性腫瘍
  • 周囲に視神経下垂体視床下部が存在する
    • 両耳側半盲
    • 下垂体機能低下症
    • 視床下部障害(尿崩症が有名)

小脳橋角部腫瘍

  • 聴神経鞘種と髄膜腫の頻度が高い
  • Bruns眼振が特徴的
    • 患側を注視→低頻度・大きな振幅の眼振
    • 健側を注視→高頻度・小さな振幅の眼振

家族性アミロイドポリニューロパチー

  • 末梢神経を含む全身にアミロイドが沈着する
  • 肝臓で産生される異常トランスサイレチンが原因
    • 肝移植が有効
  • 繰り返す下痢・便秘、勃起障害、起立性低血圧
    • 自律神経障害

慢性硬膜下血腫

  • 脳実質には損傷を及ぼさない程度の外力で発生する

Chiari奇形

  • 小脳が脳幹の穴(大後頭孔)に入り込んでくる
  • I型
    • 脊髄空洞症
  • II型
    • 水頭症

脳の血流量

  • CO2濃度の影響を最も強く受ける

二次性Parkinson症候群

  • 脳の虚血
  • 一酸化炭素中毒

パーキソニズム

安静時振戦は目立たず、筋強剛が前面に出てくる

brudzinski徴候

  • 髄膜刺激症状の一つ

  • 仰臥位から頭部を持ち上げると、股関節と膝関節が屈曲する

穿頭ドレナージ

慢性硬膜下血腫の手術方法

瞳孔散大・対光反射の消失

脳ヘルニアを念頭に置く

髄液鼻漏

自然治癒する

意識障害

原因不明の意識障害...低血糖のチェックとビタミンB1の補充が重要

摂食不良の入院患者にビタミンを含んでいない高カロリー輸液の点滴を行うと、wernicke脳症となることがある

本態性振戦の治療

  • β遮断薬を用いる

亜酸化窒素

閉鎖腔に移行しやすい

仰臥位低血圧症候群

子宮に下大静脈が押しつぶされる。麻酔による筋弛緩で起こりやすくなる

硬膜外麻酔

凝固異常、ショックに対しては禁忌

吸入麻酔薬

  • ハロタン
  • イソフルレン
  • セボフルレン
  • 笑気

チオペンタール

導入も覚醒もめっちゃ早い

非脱分極性筋弛緩薬

  • パンクロニウム
  • ベクロニウム
  • ロクロニウム

オピオイド

  • コデイン

    • モルヒネ同様2段目
  • オキシコドン

    - 3段目
    

気管挿管

嗅ぐ姿勢

bowen病

  • 皮膚の悪性腫瘍
  • 慢性ヒ素中毒が誘因となる

インジウム

間質性肺炎

シアン化水素

トクロムオキシダーゼを失活させ、細胞呼吸を障害する。チアノーゼは起きないとされている

有機リン

  • コリンエステラーゼと結合して、活性を抑制する。
    • アセチルコリン受容体のダウンレギュレーションが起こる

レアな中毒

  • マンガン

    • パーキソニズム
  • ベンゼン

    • 再生不良性貧血

薬物中毒による縮瞳

  • 有機リン
  • モルヒネ
  • トリクロロエタノール

青酸カリ

シアン化カリウムのこと

乳酸値

代謝性アシドーシスの度合いを反映する

敗血症性ショックの第一選択

  • ノルアドレナリン
    • β作用がないためだそう

アドレナリン

  • 筋注0.3g

アナフィラキシーショックの第二選択

ステロイド

気管切開

甲状軟骨と輪状軟骨の間で行う

舌骨→甲状軟骨→輪状軟骨→気管軟骨

心臓死

  • 心停止
  • 呼吸停止
  • 瞳孔散大

タバコ誤嚥

  • 嘔吐
  • けいれん

電池誤嚥

通電による粘膜損傷や穿孔

頭部外傷のやばいところ

  • 血腫による脳ヘルニア
    • 植物状態や脳死状態になってしまう

死体検案書

所轄警察署に届け出る、保健所ではない

ショック時の静脈路

抹消、上肢

beckの三徴

  • 低血圧
  • 頸静脈怒張
  • 奇脈

ブジー

管状臓器を拡張させるための器具

火傷

  • 全血輸血は禁忌
    • 多血症になってしまう。

緊張病症候群

自己の意思が低下する

副鼻腔

  • 前頭洞、篩骨洞、上顎洞、蝶形骨洞の4つがある
  • 上鼻道
    • 後部篩骨洞、蝶形骨洞
  • 中鼻道
    • 前部篩骨洞、前頭洞上顎洞
    • 副鼻腔炎の際に重要となる
  • 下鼻道
    • 鼻涙管が開口する

嗅裂

  • 鼻腔の上部に存在する
  • 嗅細胞がいるところ

Bellocqタンポン

  • 後鼻孔を完全に閉鎖する
  • 後鼻孔は一番奥にあるやつ

キーゼルバッハ部位

  • 鼻中隔前下部

好酸球性副鼻腔炎

  • アスピリン喘息に合併する
  • 内視鏡下鼻内手術の適応もある
    • 手術の適応がある疾患というのは意外!

内耳

  • 蝸牛、半規管、前庭で構成される

耳硬化症

  • アブミ骨の可動性が損なわれる
  • アブミ骨手術で治療する

外リンパ瘻

  • 突然のpop音で発症する
  • 浮動感、耳鳴り、難聴
  • 外耳道に圧を加えると眼振が起こる
  • 鼓膜への直達外傷や圧外傷で起こる
  • 外リンパ液が中耳に漏出する

聴神経鞘腫瘍の所見

  • Bruns眼振
  • 進行性感音性難聴
  • 角膜反射消失
  • アブミ骨筋反射消失

眼振

垂直眼振

中枢性疾患に特有

頭位変換眼振

良性発作性頭位眩暈症、急に動かした時

頭位眼振

特定の頭位で発生する眼振

水平眼振

最もポピュラー

前庭神経炎

  • 蝸牛症状なし
  • 高度のめまいと眼振

急性中耳炎

起炎菌

  • インフルエンザ菌
  • 肺炎球菌
  • モラクセラカタラーリス

治療

軽症なら経過観察したのち抗菌薬。中等症以上はすぐに抗菌薬。重症なら鼓膜切開も追加。

慢性中耳炎

  • 黄色ブドウ球菌、緑膿菌
    • 急性中耳炎とはガラッと変わるのに注意!

鼓室形成術

内耳機能が保たれている症例に適応となる

エフェドリン

  • 抹消血管収縮薬
  • 局所麻酔で血圧低下や徐脈が見られた時に使用する

ワルダイエル扁桃輪

  • 舌扁桃、口蓋扁桃、耳管扁桃、咽頭扁桃
  • 感染防御最初の砦

連鎖球菌

A群溶連菌とB群連鎖球菌がある

急性扁桃炎

連鎖球菌が主要な原因

扁桃周囲膿瘍

advancedな急性扁桃炎、開口障害、口蓋垂の偏位が特徴である。

上咽頭癌

耳管咽頭口の閉塞により耳閉感、滲出性中耳炎、難聴を生じる

滲出性中耳炎

必ず上咽頭をチェック

上咽頭癌

EBウィルス

中咽頭癌

ヒトパピローマウィルス

喉頭癌

声門部が最多でリンパ節転移は少ない

耳下腺腫瘍

ほぼ良性腫瘍

Frey症候群

ご飯を食べると耳たぶに汗をかく

急性喉頭蓋炎

喉が痛いが口蓋扁桃は正常

reassuring fetal status

一過性頻脈が20分間に2回以上。15回/分以上の心拍数上昇が15秒以上持続すると一過性頻脈と認める

変動一過性徐脈

臍帯圧迫

早発一過性徐脈

児頭圧迫

絨毛検査

妊娠14週ごろに行う検査

重症妊娠悪阻

Wernicke脳症の予防を念頭に置く

胎児死亡

胎児成分が母体に流入すると、出血傾向やDICを引き起こす

子宮外妊娠

メトトレキサートで穏便に治療できる

絨毛膜羊膜炎

子宮内感染の有無、胎児肺が成熟しているかどうかが重要。妊娠継続させたければ抗菌薬とステロイド。

妊娠高血圧の分類

  • 妊娠高血圧
  • 妊娠高血圧腎症
  • 加重型妊娠高血圧腎症
  • 高血圧合併妊娠

HELLP症候群

約90%に妊娠高血圧症候群の合併を認める

塩酸リトドリン

子宮収縮抑制薬

胎児水腫

  • 妊娠中のエコーで胎児浮腫を認める

  • 染色体異常、循環不全などで起こる

    サイナソイダルパターン

重度の胎児貧血

中大脳動脈最大血流速度

  • 胎児貧血の診断
  • 貧血になると早くなる?

Potter症候群

  • 両側腎の無形成
  • 嚢胞腎
  • 羊水過少
  • 肺低形成

羊水が少ない

  • 物理的刺激による内反足

  • 肺低形成

    羊水ポケット

2から8が正常値

羊水過多・切迫早産

まずは子宮収縮抑制

erb麻痺

上部腕神経叢障害

中心溝

  • 逆オメガサイン
  • 前頭葉と頭頂葉の境界

頚管粘液

  • エストロゲンとプロゲステロンの作用が拮抗する
  • エストロゲンは性生活の活発化を促す
    • 量↑、透明度↑、牽糸性↑、粘稠度↓

子宮内膜

  • 緻密層、海綿層、基底層の3層構造
    • 上2つを機能層と呼び、月経で剥離する。

核下空胞

グリコーゲンによって核が押し上げられる。分泌期初期に見られる。

生理の流れ

月経→増殖期・卵胞生育期→排卵→黄体期・分泌期

機能性子宮出血

器質的疾患を認めない子宮からの出血

月経の持続期間

3〜7日

OHSSの治療

治療

安静とアルブミン投与

原因

PCOSの治療や不妊治療

脱落膜

妊娠の終結により胎盤とともに剥奪する子宮内膜組織

エストロゲンの作用

  • 血管透過性の亢進
  • 血液凝固能の促進

深部血栓静脈症

  • エストロゲン補充療法は禁忌となる

子宮体癌

エストロゲン依存腫瘍、閉経後の性器出血で起こることが多い

子宮脱

子宮下垂→不全子宮脱→完全子宮脱

淋菌

潜伏期間2〜7日、淋しいからすぐ出てくる

クラミジア...潜伏期間1週間〜3週間

HPV

HPV6、11

尖圭コンジローマ

HPV16、18

子宮頸癌

イミキモド

尖圭コンジローマの治療薬

帯下

  • カンジダは酒粕
  • アワコモナス

細菌性膣症

アミン臭

子宮内膜症

ダグラス窩、卵巣、腹膜に子宮内膜組織が生じる

子宮腺筋症

子宮内膜組織が子宮筋層内に直接浸潤する

子宮筋腫

子宮筋層に発生する良性腫瘍

上皮内癌のコルポスコピー所見

白色上皮、モザイク、赤点斑

子宮頸部上皮内腫瘍

異形成と上皮内癌を合わせた概念、CINと略す

子宮体癌のリスク

エストロゲン過剰、乳癌、大腸癌

Krukenberg腫瘍

印環細胞癌の転移が典型例

胞状奇胎

hPLは低値、胎盤ができないから?

絨毛癌

近年の管理の徹底により胞状奇胎に続発するケースは減少している。むしろ流産や早産、正常分娩に続発するケースが重要になってきている

絨毛癌と抗がん剤

  • メトトレキサート
  • アクチノマイシンD
  • エトポシド

乳癌

  • 視診、エコー、マンモグラフィで検索
  • 必要なら生検で確定診断

paget病

  • 乳頭のびらん
  • 病理的に明るい細胞

産毛

成長とともに少なくなる

新生児の呼吸

  • 新生児は腹式呼吸、鼻呼吸

  • 鼻呼吸なのは哺乳で口を使うから

新生児のIgM

1歳頃に成人と同じ水準となる

新生児診察

  • 泣いたら困るから聴診が最初、最後は頭頸部

  • 泣かれると心音が聞こえない、呼吸音は吸気時なら聞こえる

アルカローシスと乳酸

  • アルカローシスと乳酸は相関する??

  • 肥厚性幽門狭窄症は乳酸リンゲルng

壊死性腸炎

  • 腹部が膨満する

仮性メレナ

  • 母体血嚥下による吐血や下血のことである

腸重積症

イチゴゼリー状の下血を認めることが多い

クレチン症

先天性甲状腺機能低下症で遷延性黄疸が有名

甲状腺ホルモンの不足により抱合反応が低下する?

間接ビリルビンは血管から肝細胞に入り、抱合を受け胆管へと排泄される

string signは肥厚性幽門狭窄症の所見

間接ビリルビンが高直になりすぎると大脳基底核の細胞を障害し、核黄疸をきたす

光線療法には青色光を使用する

生後24時間以内に生理的黄疸は生じない

核黄疸には1期から4期まである

新生児肝炎は直接ビリルビンが上昇する、胆道閉鎖症との鑑別が重要である

陥没呼吸は努力性呼吸でみられる

vsdはカテーテルでは手術できない

vsdは相対的なmsを引き起こし、拡張期ランブルを聴取する

腸回転異常症は生後1週ほどで発生

腸重積症は6ヶ月以後で血便が見られる

壊死性腸炎は低出生体重児に見られる

先天性胆道拡張症の3徴は腹痛、黄疸、上腹部腫瘤

壊死性腸炎は壊死部で細菌がガスを出し、それが溜まっていくイメージ

お座りは6~7ヶ月