マラリア
ワクチンはない、抗マラリア薬を予防服用する
ギムザ染色:ring form
診断後ただちに届け出なければならない
=> 結核と同じ扱い、なぜ?
=> マラリアは4類感染症、結核は2類感染症
治療薬:クロロキン
四類感染症
四類感染症とは,動物,飲食物などの物件を介してヒトに感染し,国民の健康に影響を与えるおそ
れがある感染症である。媒介動物の輸入規制,消毒,物件の廃棄などの物的措置が必要とされる。
診断後直ちに届け出なければならない
コレラ
Vibrio属 => 腸炎ビブリオの仲間
旅行者下痢症としての発症が多く、3類感染症にも指定されている。
治療:脱水の補正
薬剤を使用するなら、ニューキノロン系かテトラサイクリン系。下痢や排菌期間を短縮できる
勧告入院
『感染症法』第19条に基づき、1類・2類感染症が強く疑われる場合は72時間に限り1・2類感染症指定機関に入院する必要がある。これは「勧告入院」と呼ばれる。
感染症法
1類感染症
感染力、危険性が極めて高い感染症、いずれも日本には常在しない
2類感染症
重篤性の点から1類に次いで危険性の高い感染症
3類感染症
危険性はそれほど高くないが、特定の職業への修業によって集団感染しうる感染症。いずれも経口感染する
4類感染症
動物またはその屍体、飲食物などを介してヒトに感染する感染症
重要!:ヒトからヒトへの直接伝播はないもの
5類感染症
感染症発生動向調査の結果を公開することで発生や拡大を防止すべき感染症
指定感染症
既知の感染症で危険性が増したもの(1〜3類および新型インフルエンザ等感染症を除く)
COVID-19はこれ
腸チフス・パラチフス
海外から帰国後しばらくしてから階段状の体温上昇の後稽留熱が続く
比較的徐脈、バラ疹、肝脾腫が出現
白血球減少、好酸球(ー)も重要
毒素原性大腸菌(ETEC)感染症
小腸上皮吸着能と毒素産生能を有する。コレラ毒素と類似するため、コレラ様の激しい下痢を呈することがある。輸入腸管感染症の原因菌として最も多い。
旅行者下痢症を見たときに、コレラと合わせて疑うべき疾患