慢性腎不全とカルシウム
慢性腎不全では基本的には低カルシウム血症
=> ビタミンDの不足などが原因
しかし、副甲状腺機能亢進症が著しい場合は高カルシウム血症をきたすことがある
=> 頸部エコーで副甲状腺の腫大を確認、手指骨X線検査など
CKD-MBD
慢性腎不全に伴う骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)
- 骨以外の異所性石灰化(血管など)
- 線維性骨炎
- 骨軟化症
- 無形成骨症
拒絶反応の分類
- 超急性
- 直後
- 促進急性
- 移植後24時間〜1週間
- 急性
- 移植後1週間〜3ヶ月
- 3ヶ月まで👌、意外と長い
- 移植後1週間〜3ヶ月
- 慢性
- 移植後3ヶ月以降
亜急性という分類はない
移植拒絶とステロイド
有効なのは急性拒絶反応のみ
じゃあ他の拒絶は??
超急性 => 移植腎摘出
慢性 => 血漿交換療法、免疫抑制剤、最終的には再移植・再透析
薬物の排泄ルート
いつか頑張って覚える
70%以上肝臓で代謝される
- エリスロマイシン
- リファンピシン
- アムホテリシンB
- メトロニダゾール
- テトラサイクリン系
70%以上腎臓より排泄
-
アミノグリコシド系
-
セフェム系
-
ペニシリン
-
ニューキノロン系
- レボフロキサシン
-
バンコマイシン
-
カルバペネム
-
ST合剤
-
オセルタミビル
逆引き
-
マクロライド・テトラサイクリン
- 肝臓
-
ペニシリン・セフェム・アミノグリコシド・ニューキノロン
- 腎臓
高血圧の基準
腎臓病の子ども
Point
- 血尿だけだったら普通の生活で良い
- 蛋白尿が加わると活動制限がかかる
- 症状の活動性に応じた運動制限
- 浮腫や高血圧が高度なら入院か在宅
妊娠と降圧薬
ダメ
- ARB
- ACE阻害薬
使える
- ヒドララジン
- メチルドパ
- 使える方の名前は知らなかった
糸球体係蹄壁
毛細血管とボーマン腔を隔てる壁
この壁によって血液が濾過され原尿となる
毛細血管側から順に
- 血管内皮細胞
- 糸球体基底膜
- チャージバリア担当
- 糸球体上皮細胞
- ポドサイトとも呼ばれる(蛸足細胞の意味)
- 足突起を持ち、サイズバリア担当
NSAIDs
腎血流を低下させる作用がある
=> 腎臓の疾患においては禁忌となりがち
腎障害の場所
まずは原因と場所を対応させて覚える。これだけで結構とける
糸球体
- ネフローゼ症候群
- アミロイド
尿細管・間質
- 薬剤
- 腎盂腎炎
- 膀胱尿管逆流
塩分制限
- 軽度塩分制限
- 6g/日以下
- 高度塩分制限
- 3g/日以下
グルコン酸カルシウム
高カリウム血症に対する透析の準備中に投与しておく
重篤な不整脈を防げる可能性がある
ACE阻害剤とARB
腎保護作用を示す時と、腎不全を悪化させる時がある。ややこしい
とりあえず糖尿病性腎症では腎保護作用がある。
重炭酸ナトリウム
炭酸水素ナトリウムと同義。薬剤名はメイロン
なぜかNa2CO3だと思ってた
尿比重
1.025以上をとるような場合には糖尿病や脱水を考えなければならない
体位性蛋白尿
腰椎が前腕を呈すると蛋白尿となる
生理的蛋白尿の一つ、運動性と合わせて覚えておく